はじめて1人旅したら、暮らすように旅をすることになった話【台湾・台北男1人旅】
お久しぶりです。
1人旅してきました。
この間、こんな記事を書きました。
むちゃくちゃアクセス伸びてて嬉しい限りです。
この通り、これまで海外はおろか国内もひとり旅したことなかった私が、はじめてひとり旅に行ってきました。
今回はその旅行の過程というか、旅行をしながらどんなことを考えてたかを書きたいと思います。
※普通の旅行記は他の人の旅行記を参考になされたほうがいいと思います。
ここで書くのははじめての一人旅に出た23歳男性の感想と道中のちょっとした写真だけです。
・はじめに
先程も書いたとおり、これまで国内はおろか海外にも1人で旅行をしたことはありません。
海外旅行は2人以上で7カ国くらい旅行をしたことがあります。
そんな私がはじめての1人旅に選んだ場所は・・・
台湾・台北でした。
初めの一人旅を台湾にした理由は・・・特にありません。
特に無いというか、安ければどこでも良かったというわけです。
台湾は海外で一番好きな場所ではありますけど。
今ではLCCという名の平成のどこでもドアがありますし、台湾もベトナムもなんならタイのバンコクまで2万円でいくことができます。
その中で特に台北にした理由も無いですし、今回の旅行は目的も無いです。
強いて言えば日本から近くてなんかあればすぐに帰れそうだし、なにかあれば誰か助けに来てくれそうだし、ということで台湾にしました。
目的も美味しいご飯を食べてちょっとゆっくりしたい。というのが目的なので大した目的じゃないです。あそこに行きたいとか、絶対に食べたいものがあるという感じでもありませんでした。
なにより台湾はもうこれで4回目です。日本人が行く大体の観光地はもうすでに行ってますし、それ以上に現地でゆっくりと過ごしたいという感じでした。
それに台湾の独特の雰囲気というか、どこか懐かしくてという居心地が大好きです。
ご飯も僕の口にはとても合いますし、なにより流行りのタピオカミルクティー安く飲めますし。
とても消極的な理由で台湾を選んでると思われるかもしれませんが、台湾は僕にとって思い出の場所です。
私にとっては初の海外旅行は台湾でした。高校の修学旅行で行ったのですが、当時15歳で高校1年生。まだ黒いパスポートを持って、広島空港からチャイナエアラインのB737で行った記憶があります。ありえんくらい揺れた。懐かしい。
あれから約8年経っても海外で一番好きな場所でいます。
そんな台湾でまた新しいものを発見できたらという感じでした。
書いていたら思ってたより目的がありました。でもたいした目的じゃないですし、漠然としすぎてますね、そんな状態で日本を発ちました。
・旅の始まり
私の旅の始まりはだいたい関西国際空港からです。
先日のGW前に関空連絡橋が復活し、昨年の台風から完全復旧になりました。めでたいです。
台北まではタイガーエアを使いました。大阪から台北まで大体1万円。
これでタイガーエアを使うのは2回目なんですが、前回は帰りの航空券の確認とか荷物の重さを量られなかったのに今回はばっちりチェックもらいました。
前回はタイガーエアの職員さんがチェックインオペレーションしてたんですが、今回はJALのスタッフさんだったからかもしれませんが。
そして片道しか航空券を持っていなかったのでバッチリその場で買わされました。片道航空券だけだと入国拒否される可能性が無きにしもあらずだからですね。
台湾のノービザでの入国要件にも書いてあります。今まで3回行ってチェックされたことないけど。
スカイスキャナー便利。その場で買ったとは言っても6000円くらいだったので全然損はないです。
制限エリア内はいつもの通り大混雑です。
とは言っても手荷物検査はそこまで混んでなく、出国ゲートは自動化してるので日本人はすぐ制限エリア内に入れます。私も搭乗時間ギリギリになってたんですが、免税店でマルボロメンソール買う余裕がありました。
先日のスペイン旅行で国内主要3空港すべて使ったんですが、どこも日本人の出国は自動化ゲートになってるんですね。確かにこれまでよりは早く制限エリア内に出れますが、スタンプがないのはちょっと寂しさもあったりします。
タイガーエアの関空発台北行きはA320。写真がなくてすみません。
A320はLCC御用達のナローボディ機材です。快適さは察してください。ピーチの足が組めないほどの狭さではありませんが、新幹線の指定席ほどの快適性はありません。
もちろんレガシーキャリアのワイドボディ機なんかと比べるのは失礼です。
言っても関空台北間は約3時間。新大阪から東京駅もしくは広島駅までと時間が変わりません。なのでそこまで快適性は求めないです。
あっという間に台北着。
桃園国際空港。
ブレブレですね。
入国審査もいつもどおりパスポートと入国書類見せて、指紋とられて終わりです。
・目的の無い旅をしたら暮らすように旅をすることになった
はじめにの所で「旅の目的は特に無い」ということを書きました。
なのでノープランです。ホテルだけは最初の2泊分だけ日本で予約しました。ホテルを2泊にしてたのは台湾飽きたらどっか別の場所に行こうかなと思ってたからです。でも思った以上に居心地が良くて結局台湾だけになっちゃいました。
そんなノープランの旅行をしてたら結果的に「暮らすように旅をする」になっちゃいました。AirBnBのキャッチコピーですね。すてきなキャッチだと思います。
「暮らすように旅をする」どんな旅やねんってずっと思ってたんですが、これはこれでとても楽しいです。観光地とかに行くのも自由だし食べるものも特に決めず自由。
台北でやったことは、ひたすらプラプラしてご飯食べて、パソコンでいろいろして、みたいな感じでした。
正直、台北は4回目なので観光地は行き尽くしてますし、これはこれで楽しかったです。
なので書くことがあまりないので、街歩きの写真だけ載せます。
台北駅。かなりでかいですし、普通にきれいです。台北はMRTも発達してます。
ホテル近くから。
パッと見日本と変わらないかも。
最初の2泊は台北駅近くの「NYSロフトホテル」に宿泊。
基本的に中華圏のホテルを予約するときはTrip.comを使ってます。
空予約で一時問題になってましたが、台湾のホテルとか結構安く出てるので使ってます。
あとあんまり声を大にして言える話じゃないですが、航空券をtrip.comで予約するとクレジットカード決済したあとチケット発券まで1時間くらい猶予がもらえます。
その間ならキャンセル無料なので、チェックインのときに帰国のチケットを確認された時とかに使えたりします。
このホテル、シングルユースにはちょうど良かったです。私みたいにホステルみたいなドミトリーはプライベート空間なくて無理だけど安く泊まりたいという人にはちょうどいいと思います。2泊して約6000円でした。
こんな感じでおしゃれな感じでした。
ちなみにお風呂トイレは共同です。トイレの先の外の階段にちょっとした喫煙所があります。あまりいい匂いのする場所じゃないです。
アクセスはむちゃくちゃ良かったです。台北駅の地下出てすぐでした。
あとこのホテルの裏に今インスタで流行ってるタイガーシュガーというタピオカティーのお店があります。
ブレブレや・・・
ここむちゃくちゃ美味しくて3回リピートしました。55元なので日本円でだいたい200円弱。
最近のタピオカティーは黒糖系が流行ってるみたいです。
ここ結構並んでました。男女問わず並んでたりするんで、男1人でも結構余裕ですね。台湾の人は並ぶのが好きな気がします。
台北駅の新光三越の周りには「幸福堂」「OhChaCha」「タイガーシュガー」といったタピオカティーの有名店が多かったです。
ホテルからすぐ近くの「Oh Cha Cha」
ここもむちゃくちゃ美味しかったです。
これも黒糖系なんですけど、食感が面白くてクッキーみたいなのが入ってます。味はオレオクッキーみたいな。まろやかで美味しいです。というかスタバの変わり種系のフラペチーノよりも美味しいと思います。
65元なのでだいたい250円くらい。台湾のタピオカティーの中では高い方ですね。ただむちゃくちゃ美味しいのでここもリピートしてましたね。ここも台北駅からすぐの場所にあります。
ここは店員さんむちゃくちゃ愛想良かったです。「シェイク!!」って渡す時に言ってくれます。
台湾といえばの「50嵐」ももちろん近くにあります。
私はだいたい「フレンチココア」飲みます。美味しいです。
というわけで数日台北を散策しました。
夜の中正記念堂。
台湾は夜でも治安よくて普通に歩けました。
ただ5月の下旬でギリギリちょうどいいくらいの気温ですね。これ夏にかけては夜の散策は暑くて無理だと思います。
朝は暑い。
大体町並みはこんな感じ。思ってるよりもきれい。
とても台湾っぽい。
台湾の銀座の中山。
このあたりです。
奥には三越もあります。お金持ってる人は大体このあたりのホテルに泊まると思います。私もこれまではこの近くにあるサンワンレジデンスに泊まってました。
駅出てすぐのところにホテルオークラがあります。
かなりいい値段します。台北のホテルの中ではSPG系のホテルとホテルオークラがむちゃくちゃ高いイメージです。
この近くにロイヤルニッコーもあります。
一風堂もあるし
私の地元にもないサイゼリヤもあります。
台湾でもうなぎは高かった。
こういう風景が好きですね。
台湾は公共の場所での喫煙は禁止されてるらしいんですが、路上喫煙は大丈夫らしいです。しかし歩きタバコはNG。よくわからないですが。
ガラの悪い若者だけが歩きタバコしてたイメージです。大体の人は立ち止まって吸ってました。
カフェも当然店内は禁煙。ということでオープンテラスのあるカフェだけテラスで喫煙が可能でした。でもなかなかテラスのあるカフェが少ない。
ということでここに毎日通ってました。
このあたりでタバコを吸えるカフェでほぼ確実にテラス席に座れるカフェはここくらいじゃないかなと。
こんな感じになってます。
テラス席で本読んだりしてましたね。
雨の台湾。
ご飯の写真がこれだけ。
せっかくなので来たディンタイフォン。
やっぱり一人旅だと食べられるご飯の種類が限られちゃうので、完全に満喫できるかと言われるとそこが微妙ですね。
こんな感じで暮らすように旅をするというか、異国の地でゆっくり過ごしました。
食べたいもの食べて、飲みたいものを飲んでみたいな。そういう意味では、台湾はちょうどよかったのかもしれません。
カフェに座ってると現地の人に話しかけられたりもしました。そういう現地の人との会話とか面白かったですね。私は中国語できないのでもちろん英語でのやりとりですが。
というわけでこんな感じで数日台湾で過ごし、帰国しました。
帰りはエアアジア。6000円。
この記事の通り、今年の1月から就航した新しい路線です。
この日はワイドボディ機のA330でした。搭乗率はだいたい7割位。ワイドボディ機で7割なのでナローボディのA320とかなら9割超えじゃないでしょうか。
関空台北というそこそこ需要がありそうな路線ですし、スクートの関空ハワイ便みたいに2年とかで撤退にはならなさそうです。
特に荷物の重さとかチェックされることもなく乗ることができました。
・はじめての一人旅をして思ったこと
はじめての一人旅はとても楽しかったです。思ってたよりも楽しかった。
普通の旅行とのメリット・デメリットを一応書いておきます。
メリット
- 自由。何を食べるにも、いつ起きるも自由。
一番のメリットですね。朝早く起きる必要もないです。
観光に行くのも自由だし、私みたいにただカフェでゆっくり過ごす事もできます。
- 他の人に気を使わなくていい
これも上にかぶってるかもしれませんが、他の人に気を使わなくていいのは大きかったです。
例えばご飯代の割り勘とかめんどくさいのが無いのは良かったです。
- 現地の人に話しかけられやすい
むちゃくちゃ話しかけられました。これは人によるのかもしれませんが。私がすごく中国人ぽく見えたのかもしれませんし、なんでかはわかりません。
ただ2人以上で旅行してるときよりも話しかけられました。現地の人とコミュニケーションは取りやすいのかなと。
- 勇気がつく
1人で入りにくいお店とかあっても普通に入れるようになりました。もちろん気は使いますけど。
デメリット
- 寂しい
ご飯食べてる時とかにむちゃくちゃ寂しくなります。あと寂しいので独り言が増えます。日本語喋りたくなりますね。なので普段は洋楽しか聞かない私が邦楽ばっかり聞いてました。
- ご飯食べる時注文できる種類が限られる
こればっかりは胃に限界がない人以外避けて通れないかと。例えば台湾だと小籠包一つ頼めばお腹いっぱいになります。もっといろんな種類食べるには大人数で行くしか無いですね。
- ホテル代が高い
これは海外に限りますが、なかなかシングルユースできるホテルってホステルとかゲストハウス以外だと限られてきちゃいます。
これはやっぱり割り勘できる方がいいなあと思いました。経済的に。
メリット・デメリットはこれくらいかなと思います。
「目的の無い旅は人によって面白くないこともある」
一人旅以上にこれがとても大事だなと思いました。
「目的の無い旅」なので行きたい場所もなければ、特に観光もしないという場合起きたら「今日何しよう」状態です。まるでニートですね。
適当に朝ごはん食べて、そこからやることがないんです。割と苦痛になりかけました。私の場合日本でもそんなに変わらないのですが。
私は、目的の無い旅をしたら結果的に「暮らすように旅をする」ことになったというわけです。
これがいいのか悪いのかはその人によると思います。
普段仕事ばかりで、たまにはゆっくりしたいという人にはとても楽しいと思います。
私は1人旅のため、目的がなくても観光もしなくても自分次第になってしまったのでなおさらでした。
観光しなくてもいいという人とかただ単に街を歩くのが好きな人はこんな感じの旅行もいいかもしれません。
ただ時間に限りがある大体の人はちゃんと観光するほうがいいのかなあとも思いますが。
次に1人旅行くときは行ったことない場所に行くことにします。
・まとめ
非常に楽しい旅行でした。
やっぱり台湾は何回行ってもステキな場所ですね。次は親とか誘って行きたいですね。
次に1人旅に行くとしたらやはり聖地タイ・バンコクに行きます。