バックパックを新調しました【compass40レビュー】
かなりお久しぶりです。
更新しないままひと夏越してしまいました。
10月に入ってすっかり涼しくなりましたね。久しぶりに長袖パーカーを出しました。
この夏は全くどこも行かなかったわけではなく、台湾とバンコクに行ってました。
6月の台湾一人旅でこれまで使ってきたバックパックのファスナーがぶっ壊れて新調することになりました。
この夏は新しく買ったバックパックとともに2カ国旅行してきたので、そのバックパックのレビューをしたいと思います。
人生で初めてレビューというものに挑戦します。
新しくバックパック買おうと思っている人などなどに参考になればいいかなと思います。
私は男ですので、男目線でレビューしてます。
まずバックパックかスーツケースかそれとも別の選択肢か
そもそもここですね。
人によってはボストンバッグだったり、トランクケースだったりと人それぞれですが、今はスーツケースかバックパックの二択じゃないですかね。
もちろんヴィトンのトランクケースとかヴィトンのボストンバッグにも憧れますけど、利便性と収納力の観点からあんまり実用的ではないように思います。
私は基本的に荷物を預けない主義なので、機内持ち込み可能なサイズのものでやりくりしてます。
ロスバゲとか乱暴に扱われて中の物壊れるとかターンテーブルで待つのとかがねえ。
というわけでそれぞれのカバンを比較しました。無駄ですが。
それぞれの利点
かばんの種類 | メリット | デメリット |
スーツケース |
・大容量 |
・本体が重い ・車輪壊れたら地獄 ・地面ガタガタだと地獄 ・値段高い気がする |
ボストンバッグ | ・軽い(ものによる) ・おしゃれ(ものによる) ・形が変幻自在(ものによる) |
・重さが全部持ち手に来てしんどい ・防犯的に大丈夫? |
トランクケース | ・おしゃれ ・なかなか他にいないからターンテーブルで間違えない ・きっとたくさん物入れられる |
・今どき売ってない ・値段高そう ・重そう ・手持ちで持ってたらおしゃれだけど、あれ10キロ以上とか持てるんですか |
バックパック | ・取り回ししやすい ・両手空く ・機内に持って入れる |
・デザインおしゃれなのがなかなかない ・後ろに背負うから防犯的に危ないところもある ・腰痛くなるやつがある ・なんだかんだそこまで物入らんやつも多い |
ボストンバッグとトランクケースで旅行したことないので、その2つはイメージですね。
米米CLUBの浪漫飛行みたいに「トランク一つだけで浪漫飛行へin the sky」なんてしてる人今どきいないと思いますが。
私自身が持っている選択肢からすると60Lのスーツケースかバックパックの2択になっちゃいますね。
基本的に使い分けとして、
スーツがいる時 … スーツケース
いらない時 … バックパック
にしてます。まんまですね。
基本的に両手が空いててほしいんですよね。左手スマホ、右手タバコができるようにしたいんです。
スーツケース使うときは仕方なく使うって感じですね。リュックで行くにはちょっとTPOに合わないかなってときもありますしね。
あとはなんといってもスーツケースは本体が重い!
LCCの規定に引っかかるんじゃって感じなんです。小さいスーツケースとかバックパックでええやんって思うんですが、皆様はいかがでしょう。
女性とか重いものを担ぐのはしんどいって人はスーツケース一択なのかなあとも思いますが。
あとは私は男なので荷物少なくても大丈夫という点ですね。
そういう理由で海外旅行ではバックパックで行きます。
でもスーツケースには未来を感じます。
というのも、リモワから電子タグ搭載のスーツケースというのを見てです。e-Tagとかスマートスーツケースって言うらしいです。
これすごくないですか。未来を感じます。ターンテーブルから荷物受け取ってクソ長いゴミになるタグを引きちぎって出口のところにあるゴミ箱にぶちまけなくてよくなるんですよ。
まあ、これは預け荷物前提の話ですが。
これ欲しいけど、本体の値段が高すぎるし対応してる航空会社が少なすぎるのが残念。
現状対応しているのが、
・ルフトハンザ(ドイツ)
・スイス航空(スイス)
・エバー航空(台湾)
・オーストリア航空(オーストラリア)
の4社。全部スタアラ系。まあスタアラの親分ルフトハンザと共同開発なので仕方ないとは思いますが。同じスタアラのANAは未対応。もちろんJALも未対応です。
これまで使ってきたバックパック
これまで使ってきたバックパックはこれ。
NIXON LANDLOCK Ⅲというバックパックです。
今思うとそこまで見た目も値段も微妙ですね。
でも2ヶ月に1回くらいの使用頻度で約1年でメインのファスナーがぶっ壊れるのはいただけないですね。個体差と使い方もあるんでしょうが、耐久力的に私には向いてませんでした。
あとは上が巾着タイプというのが防犯的にも微妙かもしれません。上からメイン荷室にファスナーなしでアクセスできてしまう点が微妙です。
あまり旅行向きとは言えないバックでした。普段使いにはいいと思います。
PCケース、タブレットケースも揃えてるくらい好きです。
今回のバックパック選びで出てきた候補
候補たちのメリットデメリット
それぞれメリットデメリットを表にまとめました。
バッグ | いい点 | 悪い店 |
AER Travel Pack | ・候補の中で比較的安い ・あらゆるところへのアクセスがしやすい ・ポケットが死ぬほど多い ・デザインがおしゃれ ・ビジネスでも使えそう |
・33Lの容量は心もとない ・本体が少し重い |
NOMATIC Travel Pack | ・かっこいい ・ビジネスでも使えそう ・防水性能がそこそこありそう ・YouTuberが紹介してた(誰かは忘れた) |
・最大容量が30L |
Minaal Carry-on2.0 | ・有名なブロガーが紹介してた ・おしゃれ ・ポケットが多い ・カバーが付いてるらしい |
・むちゃくちゃ高い ・どこで買えるねん |
SLICKS Backpack | ・スーツ用のケースがある ・ポケット多い ・荷室の仕分けができる容器が付いてる |
・30Lは少ない気がする ・見た目が亀の甲羅 ・ビビるくらい高い |
Goruck GR2 | ・耐久性がすごい ・デザインが一番豊富 |
・どこで買えるねん ・買えても高い |
Gregory Compass40 |
・安い |
・ポケット少ない ・見た目がダサい |
Compass40レビュー
やっと本題に入れます。ここまで7000字。
結局選ばれたのは
Gregory Compass40
でした。
決め手は値段と軽さと容量ですかね。
実際にこの夏の台湾、バンコク旅行に行ってきました。
基本スペック
こいつのスペックだとよっぽど大荷物じゃない限り、1週間くらいは不便なく行けそうな気がします。
- 容量:40L
- 重量:980g
- サイズ:縦55cm×幅34cm×奥行き25cm
です。
公式サイト貼っておきます。
ちなみにLCCの平均的な持込可能な大きさと重さが
「縦55cm 横40cm 奥行き25cm」「三辺の和が115cm」
が基準なのでほぼほぼ機内持ち込みできる大きさということです。
重さに関しては、厳しいところだと7キロだったり、ゆるいところだと10キロだったりという感じなのでここは工夫しだいというところ。
ちなみに私が使ってみてPC、タブレット、服をパンパンギリギリまで入れて計6回の平均8キロ弱だったので、パンパンに入れると基準が厳しいところは…という感じです。まあパンパンになるほど入れることはまだありませんが。
ちなみに100席以下の小型機の場合は、例としてJAL・ANAを出すと、両社とも
「縦45cm横25cm幅20cm」「三辺の和が100cm以内」なので厳しいですね。
頑張れば、少し小さくできますが。
ちなみに100席以下の小型機はエアバス、ボーイングともに作ってませんので「ボンQ」「エンブラ」などなどなのでなかなか巡り会えないかもしれませんが。日本だと沖縄離島とか地方空港で使われてます。
というかこういうマイナー地方路線はLCCではなくてFSCですし、預け荷物無料なのでおとなしく預けたほうが良さそうです。乗る機会もなかなかないですが。
外観とポケット等
表面
表面から見るとこんな感じですね。まあ普通。黒基調で白のラインの刺繍はかっこいい。
メイン荷室
すみません、少し荷物入れてます。シャツは大きさがわかりやすいかなと思って。
これがメイン荷室です。ガバっと開きます。
写真下側のメッシュのポケットにはアメニティの類い。上のメインの場所に服入れてます。
圧縮袋ゴリゴリで使えば3週間分くらいの軽装は入りそうです。
上のポケット
取っ手の上のファスナーです。このとってもなにげに使いやすくていいですね。
この上のポケットがなかなか使いやすい。
というか普段使いそうなもの全部ここに入れれます。サブポケットとは思えないほどいろいろ入ります。頑張ればパーカー1着入りそうなくらいです。それは無理か。
この中にモバイルバッテリーとタバコ類、ペン入れてます。
ちなみに下のメッシュはファスナーインファスナーになってるので、防犯上バッチリ設計でした。この中に絶対的に大事なパスポートと財布とキーケース入れてます。
この上ポケットだけでこのバックパックの価値はありますね。
横ポケット
左手側にはちょっとした書類とノートPC、タブレットが入れれるポケットがあります。
私はこの中にPC、タブレット、パスポートのコピーとEチケットの類いをクリアファイルに入れてます。
個人的にクリアファイルとか紙類入れてるとPCを保安検査場で出すときに一緒にばらまきそうでちょっと怖い。もうひとつポケットあればいいなあと思いますが。
下ポケット
いわゆる靴用ですね。
東南アジアとかに行くとスニーカーとサンダル両方持って行きたくなるんですが、これがなかなか便利。
収納場所はメイン荷室と共同なんですが、入り口が違う上に完全に隔ててるので汚い物入れても服とかにはつかないです。あとは防水加工されてるのもいいですね。
同じ下ポケットのファスナーなんですが、無駄に鍵かけれます。
これは背負った時に底にファスナーが来るので防犯上ってことでしょうが、別に貴重品わざわざここに入れないしなあとも思ったり。
それでも鍵できるのでここに貴重品入れるのもありかもしれません。
左側
左手側はさっきのPC用ポケットにアクセスできるファスナーと大きさが調節できるベルトがついてます。このベルトもまあまあ使います。
右側
右手側はドリンクホルダーがついてます。
このCompass40ですが、第1世代と第2世代があるみたいで、このドリンクホルダーは第2世代からついたみたいです。
大きさ調節のベルトを締め切るとペットボトル入らないですが。個人的にはあってよかった。
背中側
ここは特に変哲もない感じですが、むちゃくちゃメッシュになってます。
これむちゃくちゃ蒸れます。ここがマイナスポイント
旅行用なので仕方ないですが、暑い東南アジア圏に行くときはなるべく長時間は背負いたくないですね。
あとファスナーの類いは全部左肩に集まってます。これ背中側で空くので防犯的にすごくいいんですよね。
まとめてワイヤーの鍵で結べそうですが、私はしてません。
私は元野球部で右肩に重いもの載せないっていうのが体に染み付いててカバンのファスナー開けようと思うと右の方を外してしまうので左にファスナーまとまってるとちょっと不便なんですけどね。
これは私の癖なので仕方ないですが。
使って感じた不便なところ
そんなに不便なところはありませんが、上げるとすれば
・ホコリが付きやすい
これは素材のせいもあるんでしょうが、クラムシェル型のリュックは背中側を床やベッドにつけて開くので仕方ないですね。養生ペタペタして取ってます。
・PC用荷室にもう一つポケットが欲しい
わがままでしょうか、もう一つあると便利な気がするんですよね。ファスナー付きのポケットが欲しいです。その中に紙類とかクリアファイル入れたいです。
・形が崩れやすい
結構きちんとパッキングしないと形が崩れます。上がだる~んって感じになっちゃって少しダサいです。背負ってるときは大丈夫なんですが、おろした時にだる~んってなります。
横のベルトで調整しないと形が崩れますね。
・あまり普段使いには向いていない
割と大きいのとデザイン的に普段使おうとは思わないです。40Lも使わないですよね。
こいつはあくまで旅行用と割り切って使うほうがいいと思います。
もし使うなら30Lバージョンもあるのでそっちのほうがいいかと思います。
街歩き用のカバン
とうぜん40Lのカバンは街歩きに持って行きにくいですから、別のバッグを用意してます。
僕はこいつを平べったくしてcompass40の中に入れてます。
まとめ
かなりいいバッグです。他のバッグより優れてる点は上であげましたが、
・防犯性能
・軽さ
・そこそこ安い
という点でかなりいい買い物でした。
旅行用専門のバックとしては最高のものだと思いました。コスパ抜群ですね。
まあ手ぶらでパスポートと財布とスマホだけ持って海外に行ける時代ですからカバンを持っていくっていう考え自体古いのかもしれません。
荷物も家から出発空港まで、到着空港からホテルまでデリバリーするということも不可能ではない時代ですから。
旅行用カバンは実際に何を入れるかのほうが大事な気がします。
また気が向いたら旅装備についても書こうかなと思います。
終わり