就活で私がしたこと
最近バカみたいに暇なので、人の多いところのカフェや喫茶店によく行きます。
就活生を見ていて、自分もやらなきゃいけないのかなと焦る自分いたり、就活やっても意味ないやと思う自分もいたり
キラキラしてるのがいいなあって思ったりします。
複雑な気持ちでみてますね。
今年は就活をやるつもりがないのですごく客観的な視点で見れています。
そういう意味で自分が就活でやったこと、やってよかったこと、やればよかったなと思うことを書いていきます。私自身が就活を振り返る意味でも書きたいなと思ったので。
あくまで私の実体験です。
そもそも前提として
私自身就活をやってみみて、就活における選考ってどの基準で合格してるのかさっぱりわからないままです。自分自身ではうまく書けたと思ったESで落とされたり、ほぼ質問されなかったのに面接通ったりして基準がわかりません。
何が基準なんでしょう。なんとなく良いと思ったとか、優秀そうだと思わせたら勝ちなのかもしれません。採用担当じゃないのでわからないですが。
少なくとも言えることは一般的なサラリーマンの生涯年収が3億と言われています。約40年働く前提として、こいつは40年働いて3億以上の価値を生み出せそうか、そのポテンシャルはあるか、それくらいの働きをしてくれそうだと思わせることが大事なのかなと。
でもそれはいろいろなアプローチがあると思います。3億の価値を生み出すのに、そもそも優秀なこと、会社に馴染んでチームワークよくやってくれること、会社を愛して死ぬほど働いてくれることとかいろいろあると思います。
結論から言うと私は今でも何を目指せば内定できるのかということがわかりません。
本当に運と縁という言葉に尽きるのかなと。面接官の相性もそうですし、自分の目指す仕事に対しての向き不向きもそうです。
ここでは私自身が内定を目指してやったことを書いていきます。
あくまで内定を目指してやったことです。自分の事を伝えられたら内定がもらえると考えて行動してました。それでやってよかったなと今思うことを書きます。
自分の事を伝えられた上で当落線に乗るのかなとも思ったり思わなかったり、自分でもどうしたら内定もらえるとか今でもわからないです。
就活でやってよかったこと
最初は就活で私がやってよかったなと思うことを書きます。
正直言って他の就活生と比べてなにもしてないです。
志望業界はほぼ決まっててそれ以外は受けるつもり無かったので、合同説明会や普通の説明会にも行ってません。
みんな3月1日のマイナビorリクナビの合同説明会行ってましたけど、僕は寝てました。
まじで舐めてました。ちょっとは行っておいて損はないと思います。
けど私は就活中、行く必要性は感じませんでした。でも行くと新しい発見やさらに行きたい企業が増えるかもしれません。
以下が私が力を入れてやったことです。
自己分析そこそこした
ほとんどの就活サイトで書いてますが、これマジで大事だと思います。まじでそこそこしました。自分が決断したことの節目とか大きな経験とかきちんと自分の中で整理するべきだと思います。
20歳までは短いスパンで決断の連続だったし、大きな経験もたくさんしたんじゃないかなと思います。私は少なくともそうでした。
これまで決断してきたことって自分がそれまで培ってきた価値観ベースを元に取捨選択してきたものだと思うんです。それを言葉にするのはなかなか難しかったです。
例えば面接で「なんでこの仕事をしたいと思ったの」って聞かれて、実際の心の中では「なんとなく面白そうだと思ったからだよ!」という人がほとんどだと思います。
でも「なんとなく」とか、そういうのを言葉にするのが就活なんですよね。前の記事にも書きましたが。
自分がどんな人間か、何をしてきて、何がしたいか、何をオモシロイと思って、何をつまらんと思うかという自分の価値観を自分の言葉にするのが就活だと思うんです。
私は準備もなく自分のことを素直に言葉にできるなんて無理でした。というか自分の言葉で自分を表現するのって難しかったです。
自分がやってきた事から得られた経験とかなかなか言葉にするのは難しいですし、そもそもやってきた事を自分の言葉で言ったとしてもなかなかイメージしてもらいにくいです。
準備なくできたとしても上辺だけの言葉ですし、そんな聞き飽きた言葉を面接で言って内定もらえるほど、私はすごい経験もないですし、学歴もないです。
前書いたことですが。
ESちゃんとやった
ESとか難しいですよね。まず自分のことを文章にするのが難しい。
文章を書くということは自己検証し、自分を認識し、自分を突き詰める行為だと思う。そうしなければ言葉は出て来ない。出来るだけ正確に表現するためにもがき苦しんで一つの言葉を絞り出す。ここ最近、文章を書くことが多い。Twitterの短い文章にも格闘する。文は人なり。文章にはその人の人生が宿る。
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2019年2月22日
そういうことみたいです。すごい人が言うことですし。
ESなんて陳腐なものに見城さんの言葉を当てはめて良いのかわかりませんが。
でもESでもちゃんとした文章ですし、その人の人生が宿るんでしょう。だから企業もES出させるのかなあと思ったり。
そもそもエントリーシート(ES)って企業との最初のコンタクトじゃないですか。20年生きてきて自分のことを文章にする機会ってそんなに多くないじゃないですか。だから難しいのかなと。
それに何を基準に当落が決まるのかはわかりません。ESの内容はもちろんですが、学歴とか経歴かもしれないですし、ESの文量かもしれないですし、手書きESなら綺麗さ見やすさかもしれないです。
その中で努力できるのは内容と適切な分量だけだと思います。もちろん締切ギリギリより早く出すとか、手書きならむちゃくちゃ綺麗に書くとかありますけど。
ESは最初書き方わからんし、自分なりの言葉にして、自分を表現していくのは大変です。オリジナリティが出せるようになるまで時間はかかりますし、何回も見直しします。ブログと一緒ですね。ブログは字数制限ないですが。
ESはむちゃくちゃ大事だと感じました。
ESのでき次第で会ってくれるか決まりますし、何よりESを元に面接されますので自分の聞かれたいことを書くようにしました。
あと友達にめっちゃ見てもらいました。
私は参考程度に他の人のESも見ながら自分の事を引っ張り出しましたんですけど、言葉足らずでイメージできなかったり、文章で伝わってないことが多かったです。
友達もですが、あまり関わりのない大人に見てもらうのも必要かなと思いました。
最初の挨拶と自己アピールだけむちゃくちゃ練習した
本当に最初の挨拶です。「〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇です。」これです。各々スタイルがあると思いますが。
最初の挨拶で声が出せれば、あとは流れです。
この最初の挨拶ですが、面接の数をこなしていけばすんなり出てくるものですが序盤はなかなか声が出ません。
ちょうどいい声量でちょうどいい速さで言うと面接官みんな顔上げてくれます。
面接官が大人数だったら全員の顔を見れます。こいつめんどくさそうな質問してきそうとか、こいつ絶対朝まで飲んでたやろとか考えれたりします。
要は気持ちの余裕が作り出せるという点で練習した甲斐はありました。
あと自己アピールも1分程度で喋られるよう練習しました。
1分程度あればESより話す量を少し増やせると思います。ちょっと具体的だけどなにか足りない的な感じです。すべて1から10話すと長くなりすぎるので要点だけを入れて、ある程度イメージできるレベルに収めます。
ここで自分が出したESと、自分が言ったことを出すのは恥ずかしいのでしませんが、そんな感じです。
わからない部分や興味のある部分は面接官の人がきっと突っ込んでくれます。
ここ喋り方、表情めちゃくちゃ練習しました。話す文章は友達に見てもらったし、実際に自分で自分が自己アピール喋ってるところを動画撮って見直したりしました。
話し言葉なのでESをそのまましゃべると変な人になっちゃうのでしっかり面接用で用意するべきだと思います。最初に結論から入るスタイルはESの基本ですが、それと同じです。自己アピール 面接 とかでググるとお手本出てくると思います。
喋り方も抑揚とトーンが大事です。日本語は中国語や英語のようにトーンや話し方、イントネーションで意味が変わったりしないです。なのでトーンはその文における強弱として非常に大事だと思います。時々、棒読みちゃんみたいにひたすら真っ平らな喋り方をする人がいましたが、気持ち悪かったです。どこを一番伝えたくて、どこが要らない子なのか考えて練習したほうが良いと思います。
大学でやってきたことを冒頭で1から10すべて言うやついましたが、話長いだけで伝わって無いと思いました。お前の自伝聞きたないねんって感じです。少なくとも僕には伝わらなかったです。
なので前の人より短くなったとか気にせず、自分が用意してきた一番のアピール文を話すべきだと思います。
もし緊張で詰まったりしても大丈夫です。練習してたらちゃんと言葉が出てきます。ほとんどの学生は喋りでお金をもらってるわけじゃないので噛んだり、詰まったりして当たり前だと思って堂々としてください。
なんで挨拶と自己アピールを練習したかというのは面接で大学名、自己アピールを冒頭でまとめて喋ってくださいって言われることが多いからです。ここで自分のペースが作れればあとは質問に素直に答える会話だと思います。
最初に流れをつかめばあとは会話ですので、その場で考えつつできます。というか面接で準備できるのはここまでだと思うのですが。
練習すると言葉が出てきます。口が覚えてるので考える間も無く言葉が出てきます。それくらいやりました。
口が覚えてるので、前を向けます。前を向ければ面接官の表情も見えます。ウケたかな、どうかなくらい考える余裕ができます。
ウケてなさそうだったら次で頑張ろうとか、ウケたら心の中でガッツポーズとか。
要は気持ちの問題です。練習したまま出せれば、次の質問予想したり先を見越せるくらい余裕を持てます。
正直、就活の序盤はかなり苦戦してましたが、これを練習してから通過率も上がった気がします。
面接の質問内容と自分の答えを一言一句逃さずノート書いた
覚えている内に書きました。面接が終わったら近くのカフェ探して、コーヒー頼んでノートに手書きしました。
コーヒー代500円は確かに痛いですが、これもやっててよかったなと思うことです。
要は次の面接に向けて準備できることが増えるからです。
だいたい、面接の質問は自己アピールの内容か、ESからなので質問内容が絞れてきます。絞れてくると面接で来る質問に用意して挑めるということです。もしくは聞かれたくなければESから消せます。私はそれで大学での研究内容を必要でなければ書かないようにしました。
もちろん例外で変な質問してくる企業もありますが。
でも次にこの質問が来たらこの答えで行こうみたいな準備ができるようになります。
前の面接で聞かれたことなんて、スケジュールの管理とか移動の手配とかで、次の面接までに忘れてること多いです。
手書きで書く必要ないやんと思うかもしれませんが、手書きだと頭に残ります。PCとかスマホで記録残すもの全くやらないよりはいいかもしれませんが。
あとは業界によって突飛な質問も飛んできたりします。
私はテレビをメインで受けていたのですが、テレビ局がテレビ以外で事業をするなら何しますか。みたいな
もちろん自由に答えて言い訳がないです。理由をしっかり作らないといけないです。ロジックですね。なのでその会社の持つ長所とかそういうのを踏まえた上で答えないといけないのかもしれません。企業、業界研究も見られてるのかなと。
こういうのは一度聞かれたら次は用意できるので同じ業界を受けるなら全部記録しておく価値があると思います。
もちろん面接の後、筆記試験で内容忘れたとかあると思います。
その場合は要点と自分が答えるんムズかったなと思う質問だけ書いてました。そういう質問だけはだいたい頭の中に残ってます。
グループ面接とかなら自分が答えた事以外にも他の人が言ってて心の中に残った事も書いておいても後々役立ちました。
あと難しい質問は平凡に、普通の質問は突飛に答えるべきとアルバイト先の社員から教わったのでそれをやったりしました。別の社員に聞くと難しい質問ほど突飛に、普通の質問は平凡にと言ってました。これもうわけわかんねえな。
開き直る
正直何を基準に内定を出してるかは就活生の受験生にはわかりません。
他の人が言ってることは非常にすげえって思います。日本代表もいるわ、世界一周したやつおるわ、海外でスポーツ教えてたやつおるわ、震災でボランティア行ってたやつおるわ、個人事業主おるわで世の中すごい人ばっかりです。
そんなん無理でしょ。経歴で勝てない。でも自分のことを自分の言葉で素直に飾らず言える人が素敵じゃないですか。
そんなすごい経験私にはないと開き直ることも必要だと思いました。そんなとこで劣等感感じてたら就活心が持たないと思います。
それに十分あなたも素敵な人間だと思いますよ。
自分が自分の素敵だと思うところを探してください。それは経歴かもしれないですし、やってきたことかもしれないですし、大学の授業全部行ったとかかもしれないですし、なんでもいいと思います。
就活でやればよかったなあと思うこと
知らないことには知らないと言える勇気
開き直ることと同じ部類に入るかもしれないですが、これはまじでそう思います。
それに、少なくとも自分より長く行きてる人が面接官なのに知識量で競っても仕方ないです。質問の内容にもよりますが、だいたい内容はその会社のことだと思います。その道で食ってるプロと競えるわけがないです。
私の事例だと住んだことも無い地方局で番組のこと聞かれて、前日ちらっと番組見たこととか言ってました。あとはWikipedia情報。
そんなん言うよりは「勉強不足でした、どんな番組なんですか?」って言う方が印象良いのかなと思いました。
もちろん調べられることだったり、見たり聞いたりする努力は当然必要ですが、時間は有限ですので、準備できないことも多々あると思います。それは仕方ないです。その上地理的に見たり聞いたりすることが不可能な場合だってあると思います。
でも知らないことを聞かれて見栄をはり、その場で取り繕う方がみっともないと思いました。私は。その後しどろもどろになっちゃうし。
それで面接落とされたら自分の蓄積がなかっただけです。過去の自分を恨むしか無いですし、どうにもならないですね。
そうならないためにも準備はしっかりしたほうが良いと思います。
SPI、時事問題の練習
まじでやってください。やって損はないです。IQ上がりそうですし。
本なんてなんでもいいです。受験勉強と同じ位やるべきです。
ガチの面接練習
これは私自身本番を練習にしてたところがありました。でもやっぱり練習しておいたほうが良いですね。
慣れれば問題ないんですが、入室とか案外どうやったっけってなります。ノックして失礼しますしてからドア開けるやつですね。
ガッチガッチに緊張しても練習してたらなんとかなりそうと何回も思いましたが、しませんでした。後悔してます。
あと友達どうしで練習するのもいいですが、セミナーとか大学の模擬練習とかにも行って損はないと思います。私みたいに全部1から調べて場当たり的に挑んでいくよりもいいと思います。
まとめ
希望や夢が叶うことほど人生で楽しみは無いと夢だったサグラダ・ファミリアを見て思いました。
少しでもその可能性があるなら、努力するべきだと思います。正直いって体力的なきつさも、精神的なきつさも受験のとき以上でした。
受験はゴールというか求められる基準がわかりやすく数字で示してくれます。就活はそれがないです。その分だけキツイ。
私なりに努力はしたつもりでしたが、力足らず志望業界は落ちました。
就活生のみなさん一緒にがんばりましょう。
終わり